悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

雨のうさぎ当番

上の娘が通う幼稚園では、うさぎを飼っています。毎日のえさやりや掃除が必要ですが、園がお休みの日には、年長さんが交代でお世話をすることになっています。土曜日の今日は、我が家にはじめてのうさぎ当番がまわってきました。

あいにくの雨、そして車はちちが乗っていってしまいました・・・どうしようか。バスという手もあるけどバス停が遠いし。お隣さんに車を借りるのも気が引けるし。

「でもうさぎさん、待ってるもんねえ」と、いちおう教育効果も考えねば。

そういうわけでママチャリ三人のり。覚悟を決めて、娘たちにかっぱを着せ、ビニール風呂敷で足元をガード。前の補助輪に傘を差し掛けつつ、出発しました。フラフラフラ・・・・

でもさすがに、娘たちも重くなったもんだ。15キロに20キロ弱、私だけでもママチャリの体重制限にひっかかりそうだっていうのに。右手に力をこめ、左手に傘をもって肘で支え、フラフラ、ギイギイ。追い越していく車こそ、いい迷惑だな。

やっと幼稚園についた。娘に教わりつつ、お世話開始です。うさぎアパートの鍵をひとつずつ開け、逃げないようにしつつ餌と水のカップを補充するのです。お掃除は今日は、かんべんしてもらおう。

私はついつい、ウサギの鋭そうな前歯にびくびくしてしまうのですが、娘はなれたものです。キャベツで気をそらしつつ 器用にカップを取り出し、「は~いべるちゃんごはんですよ~」だって。

しかし、その間にも雨は本降りとなり、ぼたぼたと桜の木から容赦なく降りかかります。下の娘は呆然として、「おうちかえりたい・・・」攻撃。鍵はなかなか開かず、ラビットフードはしけってしまい、あれ~この子あげたっけ???と分からなくなってしまう・・・

日誌をとりに行った私をおいかけてきて、下の娘がびちゃっと転んでしまう。あーあどろんこだ。

帰り道は腕も疲れて もっと危険でした。なので、「もうちょっとだからがまんしよう」と途中で傘を閉じました。びしょぬれ三人組。通りかかったママ友達が「ちょっと・・・大丈夫?」

大丈夫じゃないけどおお・・・

「あと帰るだけだから!大丈夫☆」って、メガネびっちょりで前見えないし。

家に帰って、速攻でココアを飲みました。あ~しんどかった。

でも、手際よくお世話する娘を 見直してしまった、初めてのうさぎ当番でした。(はは)