悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

2023-10-01から1ヶ月間の記事一覧

しまだ大井川マラソン2023

昨日、2度目のフルマラソン挑戦を終えました。昨年同様に、所属する塾でイベントを立てて、実力×環境×仲間の力をお借りしました。ともにフル、10キロを目指せた仲間や、応援してくれた仲間に感謝します。今朝はひどい筋肉痛で、まだ脳細胞も働いてませんが(…

暗幕のゲルニカ(原田マハ)

「楽園のキャンバス」に続いて、美術作品をベースにした、原田マハさんの小説に耽溺しました。今回はピカソ。ピカソが生き、ナチスが台頭してきた1930年代と、アメリカの同時多発テロから暴力の連鎖が起ころうとしていた2000年代とがシンクロしていきます。 …

エフェクチュエーション 優れた起業家が実践する「5つの原則」

友人の紹介からぜひ読んでみたいと手に取った本。 突破口を開いて、新しい市場を開拓して行く起業家たちに共通する、「行動指針」や「意思決定のパターン」を、五つの原則で表現している。つまり、個人の資質や特性ではなくて、学習可能な原理原則なのだと。…

感情は、直視しつつ振り回されない

なるほどなあと、今日納得できた言葉です。 ネガティブな思いを押さえつけて、そう感じている自分を否定するのではなくて そう思っている自分も認めてあげる そう思っているんだねえと「中立的に」俯瞰する 感情にジャックされないとか、反応しないとかいろ…

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日(門田隆将)

年長のクライアントさんに勧められ、貸していただいた本。この方には映画『フクシマ・フィフティ』も勧められて観た。これはその原作にあたるらしい。 東日本大震災時に福島第一原発の所長だった吉田氏をはじめ、その周辺の90人を取材して書かれた記録。郷土…

素読のすすめ(齋藤孝、川島隆太)

以前こんな演劇を観た。若者がスマホアプリ「同期ng Head」を使って、脳内を同期する。映画をみる本を読むお笑いを楽しむ、反応も同じ、笑い方も同じ、同じことを考え同じことをしゃべり、充電がなくなるまでそのまま…。 んなあほな、と空恐ろしく感じたけれ…

愛の賛歌 / ザッツ・ア・プレンティ

日曜日に、音楽教室の発表会に出かけた。マチの楽器店が一般向け講座を開講していて、友人が初めて参加することになっていたからだ。 学生さんから年配まで、いろんな方がそれぞれのペースで音楽に親しんでいるのを感じられ、ほのぼのと楽しい時間を過ごした…

ガンディーの言葉 (岩波ジュニア新書)

日本史・歴史ともに苦手意識、コンプレックスがあります。興味をもって学べたことがなくて、薄っぺらで教養がない引け目がある。 今年のやりたいことリストに「歴史の本を読む」項目があるんだけど、実行できていませんでした。 そこで出合えたのが、じゃじ…

楽園のカンヴァス(原田マハ)

耽溺、という言葉の似あう、美術リテラシー×ミステリーの物語。アンリ・ルソーの代表作「夢」(ニューヨーク近代美術館所蔵)をモチーフに、史実と創作を熱意たっぷりに描いている。ルソーやピカソの生きた時代と現代の、二重構造になっている。 その時代も…

子どもが一瞬で変わる「言葉かけ」 - アドラー心理学×幸福学が教える - (平野あきお・前野隆司)

このコンビじゃあ読むしかないじゃん!の一冊。 アドラー心理学の知見が少ないので、入門としてへーほーふうんと読みやすく、面白くよめた。 例えばアドラーによる、子育て教育のゴールの考え方は ①自立 チャレンジし、その結果を引き受けられる ②協力 異な…

LISTEN――知性豊かで創造力がある人になれる(ケイト・マーフィ)

先日ミスタードーナツで読書していたときのこと。隣の座席に、 2人の子供を連れた母親が座った。子供はおそらく六歳三歳といったところか。 彼女はまず、車の中で眠っていたらしい寝ぼけまなこの男の子を座席に座らせ、お姉ちゃんと一緒にドーナツを選んだ。…

坂の上の坂 (藤原和博)

人生の坂を上り切ったようでも、その先を上り坂下り坂とするかは自分次第。 50代以降の日々をどう過ごすか。 藤原氏の『1%の人材になる』等の良書に刺激を受けてきた。 出版が2011年と古く、おそらく書かれたのは東日本大震災前。そして対象がリーマンなの…