悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

整体入門(野口晴哉)

読むたびに注目することが変わるが、その時々の自分のレベルにあったところが沁みるってことだろう。 今回のベストは「愉気」に関する箇所だった。 『生き物に愉気すると変化を起こせる。 感じる感じないよりも、相手が感じやすい時に愉気すると、一番よく感…

ランニングも、ドルコスト平均法で

昨年挑戦した県内のフルマラソン大会に、今年もエントリーしました。 昨年はやっとのことで完走、いや完歩だったので、次の目標は走り切ることです。 大分気温が高くなってきたけれど、今朝はくもり。普段よりも少し長めに10キロ走りました。駿府城公園内堀…

幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (前野隆司)

まず意外だったのは、著者の前野氏が工業系大学の出身で、もともとの専門がロボット工学や脳科学だったこと。それから幸福学を含めて、幅広い分野にひろげてきたらしい。 本書を書いた目的を「幸福を因数分解し、身近で目指せる具体的目標に落とし込む」と表…

GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代

Giver Taker Matcher 相対的に決まってくる面もあるから、単純に自分がどのタイプとは言い切れないけど Give5乗で生きていきたいとは思っています。何の見返りも求めない新雪は、確かに感謝と幸福感の源です。そういうことができたときは、自己肯定感も上が…

勝間和代のインディペンデントな生き方実践ガイド

ちょっと待ってくれよ、と泣きそうだった。この本は勝間氏の実質的な処女作をリニューアルしたもので、初出は2006年とのことだ。なぜこの本に、出版当初出合えなかったんかな。子育ての時期が重なっているのに、ムギ畑に出合えなかったんかな。と唸りました…

自転車生活の愉しみ(疋田智)

この頃自転車の魅力を語ってもらえたり、周囲で自転車に乗り始める人が増えたりで、静かに「もしやじぶん、自転車始めたくなってきてる?」熱がある。しかしそうでなくても、このところ行動半径を広げたり別のことに挑戦し始めたりして物入りだし、時間のリ…

限りある時間の使い方(オリバー・バークマン)

タイパコスパを気にして、生産性を上げようとするのは、時間をうまく使わねば、という強迫観念に駆られているから。今という時間=人生そのものを、未来のための道具・準備にしてしまっている。それは「持ち時間が有限だ」っていう現実を直視するのを避けて…

「共感性」の資質を活かす

今日は、個々人が持っている資質について学ぶ講座に参加しました。今日のテーマは「共感性」私は5位、かなり上位に持っている(はず)資質です。 これに関連して過去の一件を思い出したのでそれについて書きます。むかしむかし20代の頃、スポーツをしていて…

仕事は輝く(犬飼ターボ)

グループで何人かの人に勧めていただいたので読んでみました。 仕事をすることの価値や意味を再確認する動機づけになりました。 ①自分の専門性を言語化し、 さらに高めていくための行動を明確にする。 ②仕事の意味を明確にする。 ③クライアントの期待を越え…

岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた。 (ほぼ日ブックス)

これはfacebookグループで勧められたんだっけ? 任天堂の元社長で夭折された岩田氏のことばをまとめた書籍。 肩書は社長、頭の中ではゲーム開発者、心はゲーマーですと ニコニコ笑って話される姿が目に浮かびます。 最も心に響いた一節は、才能というのは「…

身体感覚を取り戻す 腰・ハラ文化の再生(齋藤孝)

ちょっと古いどころか、発行は20年以上前だ。 でもすでに本書の中でも、自然体験の減少や仮想と現実の混同が、危機的だと述べられている。そして戦後の生活スタイルの激変で、伝統的な身体文化ーー著者はそれを「腰肚文化」と名付けているーーは途絶えた。そ…

NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法(マーシャル・B・ローゼンバーグ)

おすすめされて『「わかりあえない」を越える』海士の風 (2021/12/8)を読んだものの、私には理解が難しかったです。ただ、「これは自分に足りなかったものだ」と胸に引っかかるものがありました。 そこで、あらためてこの本を手にしてみました。 NVCとはノン…

手作り玄米パンブーム到来

段階を追ってパンを作れるようになってきた話をします。 大学生のころは、毎日大学生協で菓子パンを2個買って、お昼ご飯にしていました。それがいちばん安上がりだったからです。ご飯も当然のように白米でした。 パンの手作りなんて、どこの奥様の話だろうと…

北欧こじらせ日記(Chika)

塾のイベントで紹介された。ツイッターから火が付いて、ドラマ化もしてる、のかな。軽い娯楽のつもりで読みだしたものの、なんのなんの。著者Chika氏は、13年間のあこがれを実らせて2022年にフィンランドに移住した。その準備期間と就職活動、そして寿司職人…