悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

2018-01-01から1年間の記事一覧

休日の幸せ

「大根はあるか。漬けるなら一列持っていけ」と、ありがたいSさんのお言葉である。 裏の畑に案内してくれて、霜よけの不織布をはぐってくれて。 ここを掘り上げろと言われるままにどんどん収穫して、 それじゃ家に帰って、洗って干してこい。そのうち昼ずら…

地域参観日@大川小中学校

静岡市は小中一貫教育化を進めており、山間部の学校から順次「小中学校」になっています。 大川小中学校(全校22人、つまり小一から中三まででこの人数)では、地域参観会も一緒に行われました。 それが具体的には、どういうことかというと 我が子の学年だけ…

銀杏拾い 2018

もう遅すぎるかなあ、去年は全然なかったし今年もダメかなあと思いながら、イチョウの林に行ってみた。 そしたらあるわあるわ、分厚く敷き詰められた葉っぱの上に、下に、銀杏がいっぱい落ちていた。 子ども達が小さい頃に、そのころ住んでいたアパートのそ…

地域防災に参加して

12月の第一日曜日は、毎年地域防災の日。おやまの集落でも、小中学校の校庭で防災行事が行われました。防災倉庫の点検や、土嚢の積み方、緊急時の飲み水確保や怪我人の搬送訓練など・・・ そして毎年恒例ですが、中学生が講師となって、三角巾の使い方講座が…

草が生えるもんでばっか

悲しい経験をした人がいた。ご高齢で、一人で頑張って暮らしてきて、そんな思いをしなければならないなんて、神様は残酷なことをする。 ひとしきり、涙もなく淡々と語ったあとで、その人が私にこう言った。 「草が生えるもんだでばっか、おれは生きていられ…

こんにゃくを作ってみた

ある人に、ばあちゃんとのこんにゃくの思い出を話したら、 こんにゃく芋と、雑木の灰から作った灰汁を、譲ってくれた。自分で作ってみろ、ということだと思った。 ばあちゃんとのこんにゃくづくりの事 やっと頑張ってみる気持ちになって、芋をゆで始めた。 …

日曜午前の平穏

本日日曜日、よく晴れましたね 高校時代の同級生Yちゃんは、ジュビロマラソンに参加したそうです。 同じく同級生と、スタート前に撮ったらしい写メが送られてきて ランニングウェアに身を包んだ二人が、あまりに颯爽としていて悔しかったので 「ゴール後のボ…

清沢ふるさと祭り 2018

今年も茶手揉み保存会のメンバーとして参加させていただきました。 8時半からはじめて、ほいろの上で乾燥が終わったのが14時、かな? いやー手がかかること、そして楽しいこと(´ー`) いつものように、茶葉に手をかける前に 宜しくお願いします、と念じまし…

娘との会話

買い物して家に帰ったら、 待ち構えていたように 娘が買い物袋の中身を点検している。 「あ~クリームチーズだ食べてもいーい?」 それは明日の朝にしようかと…"(-""-)" 「ねえ、袋ガサガサしたりするの、行儀悪いからやめてくんない?」 そういうと、娘は平…

乳子と肉男

患者さんから、チーズスフレケーキをいただきました。「うちは男ばっかりだから。お嬢さん達、甘いものお好きでしょ」 お好きですお好きです( *´艸`) ナイフで取り分ける手元を、わくわくと見守る受験生二人(´ー`) 「何このチーズ感!めっちゃチーズ感」 …

お弁当の日常

娘のお弁当の内容が乏しかったので、ケチャップライスに目玉焼きをのっけて誤魔化した日 帰宅した娘が言いました。 「今日の五時間目の体育のとき、胡椒プチっと食べちゃった」 ありがちな日常の一コマを、語ってくれる娘が好きです。 お弁当を作ってあげら…

無題

大事な方を失う、ということは 残された側から見ると、実に次々と奪われていくものだと、初めて知りました。 日常があるときには、その幸せを意識しないのだけれど 一緒に楽しめていた活動の数々が、だんだんと不可能になってくる。 一緒に出掛けられなくな…

鶏小屋解体作業

先日の、風が強かった台風で、鶏小屋がこわれてしまった。まさかこんな大きなものが、手もなく方向をかえて、ひっくり返ってしまうとは思わなかった。 6月に記事にしたチャコは、じつはその後ほどなく、亡くなった。老衰だったのだと思う。だから、鶏小屋に…

おごらず、人と比べず

「おごらず、人と比べず、面白がって、平気に生きればいい」 9月15日、女優の樹木希林さんが亡くなりましたね。 お嬢さんの内田也哉子さんが語られた、希林さんの教えだそうです このところ、患者さんや年の離れた友人、知人が病を得ることが続いているし 仕…

ありがたいねえ

第36回(平成23年)「ごはん・お米とわたし」作文・図画コンクール 内閣総理大臣賞受賞 涌谷町立第一小学校6年 中村早希 タイトル ありがたいねえ。 三日目、凍り付きそうになる両足をカタカタ震わせながら考えた。 (そうだ、あの日も、私はご飯を残してい…

忘れられないよ

9月の末に、演劇集団ホライゾン「ナツヤスミ語辞典」公演がありました。娘が客演させていただきました。 そのオリジナル劇中歌を担当したのが、神戸奏汰君。千秋楽後のミニライブで歌ってくれたのが、表題「忘れられないよ」 愛しい人に捧げる歌 この声は、…

夏の同窓会

十年ぶりに、高校の学年単位の同窓会があり、旧交を温めあった。 そのうちの一人 K君 卒業以来二度しか会っていないんだけど 一度目の時と同じように、向こうから声をかけてくれた。 大学卒業後、地元企業に就職して勤め続けている彼は、いわば王道。どんな…

人生の先達から教わる毎日です

★仏さんの世話をするように、体を鍛える 80代後半のAさん。今の目標は、『100歳まで自分の足で歩くこと』です 若い頃に痛めた膝が泣き所で 最近まで 手術を受けようか、悩んでおられましたが スクワットを勧める書籍を買い、地道に続けています 最初は、加減…

夏の蜂箱

毎日のぞいては癒されている 庭の蜂箱です。が、だんだんとこんなふうに、蜂があふれかえってきました。すわ、逃亡か!?と慌てましたが、さにあらず。暑い季節には庫内の温度調整のため、外に出るものだときいてほっとしました。 そういえば、少し前の季節…

やまゆり咲かせよう運動 番外

日向・庚申塔のそばで、やまゆりの札をなおしたり、草刈りしたりしていた ある夕方の事。 一度通り過ぎたケッパコが、バックしてきました。 見ると、髪の毛を染めた若い衆です。30代にかかるあたりか。 あのさあ、おれ、高速道路の工事してんだけど。 ヤマユ…

やまゆり咲かせよう運動2018 その6

大川地区のあちらこちらに、やまゆりが咲き誇る季節です 大川街道沿いの株ばかりを気にしていましたが 新聞屋さんが、「あそこにも立派なのがあるよ」と、奥まった地域のものを教えてくださいました。職業上の情報、ありがとうございますっ これまで気づかな…

小麦脱穀

遅すぎる。遅すぎるんだけど、まだ小麦が片付いていないんです。 梅雨の間、困ったなあと思いながら軒下につるしていました。穂に穂が咲く状態にならなくてよかった~ 梅雨明け数日、早く帰れた今日こそは!とビニールシートを広げたけれど 思ったよりも乾い…

やまゆり咲かせよう運動2018 その5

大川街道で、今年初めての花が咲きました いつも一番に咲く場所(坂ノ上の馬頭観音向かい側)の株は、今年は刈られてしまったので どこが一番乗りになるかしら?と思っていたのですが 同じく坂ノ上、桜並木のお地蔵様脇のものです。7月6日、昨年よりも一日早…

ねじばなの咲く庭

小さなピンク色の花を、螺旋状につける「ねじばな」好きな野草の一つです。春うらら、この時季だけのお楽しみ。毎年庭に出るのですが、今年はたった一本でした。何でだろう? 近所のネジトモ(?ひょんなことから思いがけず発見)が、となりの空き地にたくさ…

老鶏チャコの生命力

ブログの記事で確認してみたら、チャコが我が家に来てから はや3年半近くになります。何度か猛禽類や猫などに狙われました。守り切れないということは、飼い主である私たちの責任なので、恥ずかしいことです。この冬はあわや、というところで助かりました。…

やまゆり咲かせよう運動2018 その4

そろそろつぼみが大きくなってきたやまゆりです。6月に入り、大川地区の各集落に、案内とマップの回覧依頼も終えました。だいぶ伸びてきたので、通行の妨げになりそうな場所ではヒモでつったり、方向を変えたりもしています。鹿に食べられたものもちらほら。…

朴の葉収穫 2018

刈っても刈っても、草たちは元気です(汗) いつもなら、朴葉の収穫は6月に入ってからですが 今年はころあいです。 一年分の朴葉もちの準備をするのです。 自分ちの庭のを獲った後、仲良しのばあちゃんと一緒に、山奥の集落に向かいました。 今はもう、住む人…

庭の山椒

山椒の実を収穫しました。写真が下手ですね(´ー`) 庭には鳥が落としていってくれたらしい、山椒の木が二本ありますが 去年あたりから実をつけるようになってくれています。 とーこーろーが、ふと気づいたら一本が丸坊主(*_*;きれいに実だけなくなっている。…

やまゆり咲かせよう運動2018 その3

湯ノ島の大きな群落で、すでに小さなつぼみがついているのを確認しました! たのむー喰ってくれるなよカモシカくん。

やまゆり咲かせよう運動2018 その2

今年は、去年まで確認していなかった場所で、いくつも札つけをしています。その中の一つ 坂ノ上馬頭観音には、こんなに大きな株が! ウキウキしながら竹の支柱を刺そうとしたら、そばに朽ちかけた杭がありました やまゆりの保護活動を始めて以来、肯定的な声…