悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

いっしょにお名前付け

小学校の入学説明会が終わった。入学準備ってたくさんあるけど、難関のひとつが、そう、《おなまえつけ》です。説明会でも、「必ずひとつひとつに記名を。とくにさんすうボックスは、細かくて大変だと思います。3日かかるのでお早めに」と脅かされた。そんなばかな。と思ったが、膨大、かつ真新しい入学グッズの中身を開いてみて「・・・」

これはたいへんだ。

先輩ママに尋ねると、「うん、自分ひとりでやった」と眉をくもらせた。書いたもの書かないものが混ざるとめんどうだし、子どもの手には余るし、それなりにキレイにも書きたい。お名前シールは準備済みだけど、それにしてもなあ・・・。

親に似ず?きちょうめんな娘なら、手伝ってくれるかも。

ためしに、下の娘が起きていない早朝(上の子は早起きタイプ)、持ち出してみた。

入学説明会の当日には、「小学校のものいただいてきたよ~」と声をかけても 関心のなかった娘。小学校にあがる、という環境の変化を あまりよろこんでいないようなフシがあるので、心配していた。

でも、目の前でさんすうボックスを広げると、「なになに~?」と食いついてきた。そして、おはじきひとつひとつ、かぞえぼう一本一本にシールを貼る、という、私にとっては拷問のような作業を、嬉々として手伝ってくれた。

ありがとう娘よ(涙)。特大かっぱえびせんのような指を持つははには、この作業は ちと難しい。

ちまちまとペン先で抑えながら シールを貼るははの横で、「指ちいさいからできるよ~」と 難なく作業を進める娘。

結局、この作業は 下の娘の乱入によりジ・エンドとなったのだが、「またやりたい。これ、おかあさんやらないでとっといて」と、未練たらたらの娘であった。しめしめ。

やはり人間には、「分」または向き不向き、というものがあるのですな。(はは)