悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

2月6日 夕方

下の娘を保育園まで迎えに行く。「歩いて帰りたい」といっていたので、上の娘と小走りで向かった。今年は2月のはじめで、もう梅が満開だ。どうなってるんだ。

上の娘はこのごろ甘えモード。しかし、おんぶのリクエストはきびしい・・・21キロですもの。

下の娘は娘で、保育園帰りは機嫌が悪い。なだめすかしながら 夕暮れを歩く。

3人で土手道を帰る。家まではまっすぐだ。娘が公民館のお話し会での手遊びを思い出して、「一本道を、てくてく。一本道をてくてく」と歌い始めた。

一本道を、てくてく。一本道をてくてく。

おや、水たまり。泳いでわーたろ。

一本道を、てくてく。一本道をてくてく。

おや、大きな石。よいしょとどかして。

興に乗って、「おや、砂のお山。またこんどあーそぼ」「おや、○○さんだ。おかえりなさーい」などと替え歌しながら歩いた。

家に近づくと、焼き魚の匂いが漂ってきた。隣のおばあちゃんの台所から、もうもうと煙が上がっていた。「だいじょうぶですかあ~」と声をかけると、おばあちゃんがニコニコして出てきて「換気扇壊れちゃって。なおさにゃしょうがないねえ」といいながら、ゆずを二つ手のひらに載せてくれた。もうけもうけ。

先日はおばあちゃんから、たくわんをいただいた。娘のお弁当に入れたら、「ご飯にのっかってたところ、黄色くなってた。食べてみたら甘かったよ」といった。そうそう、そういうご飯って美味しく感じたよね、と思い出した。

今日は別の方から、朝どりの大根3本もいただいていた。立派な葉っぱつき。「種類があってね。この大根は 葉っぱもやわらかいよ」といわれていたので、おこうこと葉っぱの塩ゆで、ゆずで浅漬けを作った。

そんなゆうべでした。なんでもないけど幸せですね。(はは)