緑肥と水はけ
今年、畑で最初の発見があった。
畝と畝の間を広くとって、去年の秋から3回にわけて、イネ科の緑肥をまいた。ライムギとライグラス、一年草と多年草を混ぜるとよいという指示に従って。
秋にまいたものは、もうすっかり大きくなって私の身長を超えた。今後敷き草として使うつもりだ。それから3月に撒いたものは10センチ程度、その後に撒いたものはチョロチョロと芽が出ている程度だ。
そこに先日の、久しぶりの雨だった。
お借りしている畑はもと田んぼで、水はけが悪い。それを改善したかったのも緑肥をまいた理由の一つだが、まきそこねた畝間だけが、見事に水たまりになった。
あの乾いた時期に、固い地面をひび割れさせるようにして出てきたイネ科のものたちは、チョロチョロのところをふくめてしっかりと根を張っているんだなあと感動した。
見えないところが大事なんだなあ。
今年は井川出身の友人に、アワキビの在来のタネをお願いしています。そっちもたのしみ。