あと何回、外で手をつないでくれるだろう。
いつまで、一緒に寝てくれなくちゃいやと言ってくれるだろう。 と
思いながら、こどもとの時間を過ごしている。
「過ぎてみれば、手がかかりっぱなしのあのころが 良かったなって思うよ」と、
先輩お母さんたちは言う。
それは、上の子がだんだん手が離れて来て、感じることでもある。
もうすぐお誕生日をむかえて、一つ大きくなってしまう娘に、久しぶりに子守唄をうたった。
二つ歌うのがお決まりだ。
いつものように二曲目のはじまりで、娘は寝る姿勢をちょっとなおして、
いつものように眠りに落ちた。となりでニャーもいっしょに。