悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

夏の庭

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読書週間に、ママ友が子どもたちに紹介してくれたらしい。娘がよみたがったので、図書館でリクエストした。実はわたしも、新聞の紹介ページでチェックしてあったんだ。 テーマがテーマなので、娘にはまだしんどい内容かもしれないと心配だった。だから、本を受け取ってすぐに運転席で読み始めたら、引き込まれてとまらなくなってしまった。 (アマゾン紹介ページより) 小学6年の夏、ぼくと山下、河辺の3人は、人が死ぬ瞬間を見てみたいという好奇心から、町外れに住むおじいさんを見張ることにする。一方、観察されていると気づいたおじいさんは、憤慨しつつもやがて少年たちの来訪を楽しみに待つようになる。 ぎこちなく触れあいながら、少年達の悩みとおじいさんの寂しさは解けあい、忘れられないひと夏の友情が生まれる。 子どもにも、大人にも、お薦めします。ラストちかく、デブの山下君の言葉にはふかーく頷かされました。私自身、父が亡くなった時に感じたことでもあったからね。 娘にも、ずっしりと心に響くことと思います。