ローラー滑り台の反省
ちちが急に休みを取ると言うので、家族でちょっと遠くの公園まで行きました。
風の強い日で、楽しみにしていたボート遊びはできなかったのですが、満開の桜が舞い散る 美しい光景を眺められました。
今年の桜もしまいだねえ。
ところでこの公園の目玉は ローラー滑り台です。
これは正しい呼び名なのかな?滑るところがベルトコンベアーのように、ぐるぐると回るようになっている滑り台。伝わるかしら。高台から3段階に分かれて、なが~く滑ってこられるようになっています。
喜び勇んで ちちと階段を登っていく上の娘。
なかなか進まない下の娘を肩車して(これが一番早いから)、ぜーぜー登っていくはは。
「オニ!アクマ!ちょっと待ってよ・・・」
この滑り台、実は私 警戒していました。ママ友達から「やりすぎてお尻の皮むけちゃった」と聞いていたので。それに、スタート地点にも「お尻が痛くなります」という 微妙に言葉を選んだような看板が・・・
そう、分かっていたんです、私。足の裏をつけて滑ればいいんだってことも。それなのに・・・
「一緒にすべろ!」
と、無慈悲にも膝の間に割り込んでくる娘。うわわ、すごい振動だ、もうどうにでもなれ、あとちょっとの辛抱だ。
ゴール!よかった、お尻はあんまり痛くないぞ!
でも これ、経験者には分かってもらえると思うのですが、ももの裏側を 想像以上のかゆみが襲いました。じんじんじん・・・・でも人目があるからぼりぼりかけないし・・・うわーんどうしよう。
ふとみると
ゴール地点には 子どもが勝手に滑ってくるのを待っている お父さんお母さん。
気のせいかもしれませんが「分かる分かる」と同情?あわれみ?ほくそ笑み?
経験者らしき余裕の表情が漂っていました。
みんなそうして 親になっていくのね(涙)
もう帰ろうっていうときになって
上の娘が「もういっぺん一番上から!」と、またもやおねだり。
ホントは行きたくなかったんだけど
それだけ楽しくて帰りたくないってことなんですよね。
それに、去年のこの時期も
年少さんをお世話するんだ、と気を張って 家では甘えモードだったのを思い出していたので
もういっぺん付き合ってあげました。
願いを聞き入れてもらえて 娘はすっかり落ち着いた表情でした。
「お父さん、行かせてくれてありがとう」と、家路につきました。
その晩
お尻はやっぱり擦り剥けていました。
「見せて見せて!」とむらがる娘たち。見せるかっちゅーの。(はは)