とんぼしょうねん
けんかばかりしている娘たちに業を煮やして、「散歩しよう!虫取り行く人!」と声をかけました。
虫取りあみは 去年破れたままになっていたので、かわりにたもを2本(重いっちゅーの)。そして虫かご。
折りよく、土手を越えた河原には とんぼがぶんぶんと飛んでいました。
一匹目。
めくらめっぽうに走り回り、たもを振り回していたら、
ブン、と振りぬいた瞬間、トンボの体をまっぷたつに切断してしまいました。
おそるおそる見ている私を 目ざとく見つけた上の娘が、「なになに~?どうした~?」と寄って来ました。ごめんなさいの合掌をして、次に賭けることに。
二匹目からは、傷つけることなく捕まえられました。
捕まえるのは はは、網から出すのは上の娘と分業?して、つぎつぎとキャッチ&リリース。
二人とも、チョキの指に羽を挟んで(奪い合いつつ)、嬉しそうに眺めていました。
目が大きいとか、口がぱくぱくしているとか、新しい発見もありました。
初めてトンボが持てた娘は、「とんぼしょうねんみたいだね!」と喜びました。
かがくのともに「とんぼしょうねん」という本があります。残念ながらこの本も、表示が難しいようでリンクできませんが。
両方の手の指に、つぎつぎとトンボを挟んでいきます。さて、8匹までは順調にもてましたが、さて、9匹目は・・・?お楽しみに。
晩御飯を食べながら、下の娘が突然
「トンボさん、ぽきんて折れちゃったね!!かわいそうだったねー」といいました。(はは)