悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

かなへびくん

夕方娘たちがテレビに釘付けになっている間に、洗濯物をいれていたら、

にがうりのつるに 小さなカナヘビがいました。

その前日、しっぽが切れたカナヘビを取り逃がして がっかりされていたので、

こ、これは!と捕獲。

案の定、テレビに飽きた下の娘が寄ってきて、「これな~に~?」

「あっカナヘビカナヘビだ、ねーね、カナヘビだよう」

「(うるさいなあ、チラリ)ほんとだねー」

「ちょっとまって、お家の中でフタあけるのやめて、逃げちゃったら大変じゃん」

「わかった・・・」

「テレビ終わったらお庭で触ろう」

午後6時20分、庭ではカナヘビ争奪戦。

「○○が持つ!」

「△△が持つ!」

「はいはい順番こ順番こ」

そのうちカナヘビ君、ぱくりと口を開けて娘たちの指を噛み始めました。

上の娘は去年経験があって、かまれたことを勲章のように自慢していたので、またまた大喜び。

「○○がかまれる!」

「△△がかまれる!」

「はいはい順番こ順番こ、あと1回噛んでもらったら放そうねえ」と、へんな会話になりました。

やっと放してもらえたカナヘビ君、にがうりのつるから地面に飛び降りて、すたこらさっさと逃げていきました。

「ちろちろって舌べろ出てたねえ」

また会おうねえ。(はは)