山とおひさま
ちちと上の娘がけんかした。と書くと語弊があるが、上の娘のわがままをちちが叱った、ということだ。
それから2,3日、ちちの仕事が忙しくて なかなかゆっくり 家族の時間がとれないでいる。私も気にしつつ、でも上の娘に変わった様子がないので「あんまり気にしてないのかな」と思っていた。
上の娘が幼稚園でかいてきた絵に ちちが目を留めた。「これいつ描いたの?」
なんてことない絵だと思っていた。絵本のキャラクターだろうか、ねこの忍者の絵で、背景に山とおひさまが書いてあった。
円い山がみっつと、富士山のような山がひとつ。おひさまは山に隠れている。
ちちによると、山とおひさまは、父親の象徴らしい。それが、二つとも描かれて、しかもおひさまは見えない・・・
それに気づくちちは偉いなあ、と思った。ははは見事、見逃していた・・・
子どもの絵は正直だ。気にしているのかな、と思う。あした、子どもの描く絵にくわしい友人にあうので、訊いてみようかな。
その前に、今日はゆっくり、娘を甘えさせてあげよう、と思う。(はは)