おもちゃ箱の大掃除
二人の娘と一緒にいると、おおそうじがはかどらない(いいわけだけど)。そこで、おもちゃ箱を目の前でひっくり返して、「二人で相談して、いらない物を整理してごらん」と言ってみた。
もちろん、途中で遊びだしてしまうことは折込み済みだ。あんのじょう、「これいらない」「えっいるよ!」と大騒ぎが始まった。そして、普段わすれていたおもちゃを見つけては喜んでいた。
ほんとは2人がいないときに こっそり片付けるほうが「片付く」んだけど、試しにね。
我が家では、使っていたものを捨てるときには、「ゴミ箱に入れておいで」の代わりに「ありがとうしておいで」と言っている。ありがとう、と言いながら捨てているかどうか?というと、徹底されてはいないが、そういう気持ちをもってほしいなーと願っている。
ものを大事にすることが 身に着きにくい時代だと思う。今朝の新聞にも、手袋をなくして平気な顔をしている子どもを嘆く投稿があったが、そのとおりだ。子どもが公園でお菓子を食べて、食べかけのままぽいと捨てていく。そんなことが普通だ。先日も、パズルのピースをなくして、ろくに探しもしない娘たちに腹を立てて、ずいぶん叱ってしまった。
自分だって、大事にできているか?と考えると、「今の子は」なんてとてもいえない。
それでも娘は、いまのところ ははが継ぎをあてたズボンを「ハートのアップリケ~♪」なんていいながら履いてくれる。廃材工作も好きで、「これ使うからとっといて!」とうるさい。「これ小さくなったね」といえば、「じゃあ○○ちゃんにあげよう」と言ってくれる。手袋だって、買ってほしい、じゃなくて「5本指のを編んで!」とリクエストしてくれる(汗)。いや、それはちょっとちがうか?
おもちゃ箱は結局片付かないまま放置された。まいっか。年は何とか越せるでしょう。(はは)