家族の夜の過ごし方
ある晩、ちちと二人の娘がたくさん遊んでいた。
ルービック・キューブを「宝」に見立てて、ひとりが守り、二人が奪おうとする、という遊びをしていた。隙を突いたり、本気で悔しがったりして大騒ぎだった。
そのルービック・キューブは、以前記事にも書いたが、娘の誕生日のお祝いに買ったものである。6歳の娘も、時と場合により一面を完成できるようになって とくいげだ。下の娘も、6面揃った状態から2回ほど動かしては、「でもだいじょうぶ。ほらほら」と戻してご満悦である。
でも一番楽しんでいるのは ちちかもしれない。いつの間にか苦もなく、解説書もなく、6面そろえられるようになっていた。娘たちの羨望の的である。
宝うばいごっこを終えると、割り箸で作ったおみくじで遊んでいた。
私はその楽しげな声をBGMにして、アイロンがけをすませた。あ~穏やかな夜。いつもこうならいいんですがね。
わが家では、ほとんど夜テレビをつけない。テレビをつけると、子どもの遊びが散漫になるし、CMを見ているときの子どもの表情が好きじゃないから。
でも、何が何でもつけないというわけじゃない。先日も、サッカーを見たくてつけた。みんなでエキサイトした。その前にはみんなで毛布をかぶって、飲み物準備して、魔女の宅急便を見た。それくらいの ゆる~いのが、我が家のやり方だと思っている。(はは)