あんばいする

おなべの季節です。我が家でも、すきやき！や寄せ鍋！などという高級なべはともかく、寄せ集め鍋！みたいなものを　しょっちゅう食べます。寒いときはこれが一番。

スーパーに行くと、このところ「鍋のもと」を良く見かけるようになりました。ちゃんこ鍋のもと、キムチ鍋のもと、豆乳鍋のもと、などなど・・・私もお世話になったことがあります。まあ、表示の材料と調味料だけじーっとながめて、「なるほどなるほど」と　うちで工面することのほうが多かったりする。高いもん。

でもね。鍋って、おだしとって材料入れて、あくすくって、だんだん味がふくらんでくるものでしょう。こんぶだし、しいたけだし、お肉を入れたりお魚を入れたり、野菜を入れたり。先日細かく味見をしていったら、おお～こんなに味が変化するものか、と再発見しました。

既成のなべのもとって、そういうプロセスを全部はぶいて（まあ、そこがいいんだけど）どぎつい味べったりだったりする。味にはずれはないけど、なんかこう、鍋のたびに使うんじゃ　寂しい気がします。

なんて　よくできた母のようなことを書きつつ、先日気づいたこと。洗濯洗剤の表示って、何キロ（リットル）あたり　さじ一杯、とかになっているのね。汚れの程度や、質には言及していない。それはまあ、主婦たるもの　按配するべきなのかもしれない。でも、じゃあ自分が、「このごろは冬で　そうそうどろんこになることもないから、洗剤はこれくらい、すすぎは一回でいいか」なんて加減しているかと言うと・・・ごめんなさい、してないです。

で、そういう「あんばいする」べきところでしてないこと（さぼっていること）って、他にもいろいろありそうだなと考えている　今日この頃であります。ホットケーキミックス使っちゃうとかね。

それにしても「○○のもと」って、このごろずいぶん増えましたね。先日「大学芋のもと」ってのをみつけてびっくりしました。（はは）