悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

あれくるうもり

先日の外遊び。書き付けておかないと、次の大騒ぎにかき消されてしまいそうなので、思い出したときに記録しておきます。

上の娘がとつぜん「はんこを作りたい!」と言い出した。ままごとセットのまないた(堅そうだ~)を、カッターナイフで削りたいがいいか?という。もちろん答えはノーだ!心意気は買うが、それは彫刻刀でないと無理だし、彫刻刀を使うのはもうちょっと先にしようと説得する。そしてなんとか、消しゴムはんこをつくることで納得させた。

そんなわけで、近所の店に 消しゴムとナイフを調達に行く。

土手道はぼうぼうと草が茂り始めている。イタドリが林のようだ。娘はわざと、道ではなく土手の斜面を通っていくのだと主張した。もうちょっと先の季節になると、クモがたくさんでてきて、そんな冒険もできなくなる。いえ、できるんだろうけれど、クモ嫌いのわがやには無理なのよ。

ちょっと背をかがめれば、大人も子どももすっぽりと隠れてしまう。娘はわざと息を潜めて、草いきれの中で空を見上げていた。

そしてがばっと立ち上がり、「さあ、荒れ狂う森をいくのよ!」と おもむろに探検家気分ですすむのであった。

(ごっこ遊びのときには、なぜか「~なのよ!」「~だわ!」という口調になる)

いいね。荒れ狂う森で ははも探検したかったが、なんせ下の娘が よく脱げるゴムぞうりを履いてきてしまったので、支えて歩くだけでせいいっぱいなのであった。

そんなわけで、消しゴムとナイフは 買ってきたままになっています。(はは)