悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

3歳児のごっこあそび

幼稚園の年少さんは、慣らし保育期間中です。行ったと思ったらもう帰ってくる、午前中日課がつづいております。仕事をもっていて、なおかつじじばばの応援が頼めないママさんたちはどうしているんだろう?

そんな事情で、水曜日から友人の子どもを 夕方まであずかっています。

お姉ちゃんどうしも同級生で3年間過ごしたので、それこそハイハイのころからの幼馴染。母親どうしも(ありがたいことに)気が合って、幼稚園行事でも個人的にも、一緒に遊ぶ機会が多かった二人です。勝手知ったる我が家みたいに上がりこんだと思ったら、もう水槽の魚に餌あげてるぞー。

そうはいってもよその子だし、育てた経験のない男の子なので、行動半径が読めずにはらはらすることも多いです。ぱあっと外へ駆け出してしまい、あたふたしてしまいます。

そんな二人が、お昼ご飯のあとで ごっこ遊びをはじめました。

3歳半っていうと、だれかといても個人的に遊ぶ時期を過ぎて、お友達とのかかわりが生まれてくるころのようです。とんちんかんながら、ストーリーを作って遊ぼうとしている姿がおもしろい。台所を片付けながら 邪魔しないようにきいていたら・・・

まずレゴブロックを部屋中に広げて、お気に入りの馬や人(おっさん、と呼んでいた。なぜか)をみつくろいました。はじめはそれをお人形遊びのように使っていたのに、だんだんと自分たち自身も仲間入りして、レゴと同列の登場人物になっていきます。レゴと自分が戦ったり、何かを投げつけたり。

そのうち、悪者はおおかみとおおくじら!という展開に。見えない強敵を相手に、戦い始めました。

「おおかみのおなかを切るのよ!」

「でも包丁がない。」「はさみがあるでしょ!」

「ウルトラ警備隊、しゅつどう!」←そりゃまた突然だな。

「たいへん、おかあさんが冷蔵庫に入れられちゃったわ」

「それはいかんな・・・」

「おおくじらをやっつけよう。アンパンマン、はやくカレーパンチを出して!カレー、パーンチ!」←おいおい、アンパンマンはアンパンチでしょ!

「じゃあ電気攻撃だ、ぴかぴかー!まぶしいといってるぞ!」

「エンピツを投げればいいのよ。えいっ」

「もう戦いはおわった・・・」←飽きたらしい。ウルトラのエンディングらしい歌をくちづさむ

「・・・も、もう一回はじまったね!」←もう一回やりたい。

ひとしきり集中していましたが、そのうち遊びはぐずぐずになって、台所のははのおやつじたくをチラチラと気にしつつ、「のどかわいちゃった。なんか飲みたいな~」。

「はいお水飲んどいてっ」とコップを差し出す 鬼ははでありました~。(はは)