夏休みのお楽しみ
ある夜、娘が言った。「ごみってどこに行くんだろう?」
おお、すばらしい質問だ。「ごみ収集車に乗っけて、それから・・・どうするんだろうね」
「じゃあさあ、後追っかけていけばいいじゃん」というと、娘はへんてこりんな顔をした。それから二人で冗談交じりに、いろいろ話をして、「夏休みになったら、ごみ収集車を追っかけていって、ごみの行く末をみてみよう」という計画を立てた。
「もう寝る時間だよっ」と声をかけても、娘はなかなか布団に入ってこなかった。「忘れちゃわないように書いて、地図のところの上に貼っておくから!」と、なにやら一生懸命書き付けていた。
次の日。ふすまにこんなメモが貼られていた。
なつやすみに。いいって
ゆわれたらごみしゅうしゅ
うしゃについていく。
いくじゅんびをする。
ごみすてばでまってる。
ついていってもいいですかって○○いう。
ついてきていいってゆわれたら
はしってくるまにのる。
ごみしゅうしゅうしゃにつ
いていく
乞うご期待です。(はは)