悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

どこに住んでも

この土日は、わけあっていつもと違う場所にお泊りしていました。そしていつもと違う道を、娘たちとスーパーまで散歩しました。

そこは比較的、というか、高級住宅街でありまして。大きなお宅も多く、お散歩中のわんちゃんまで、顔つきが違う気がしました。

わたしも、いつにない 快適マンション暮らしにちょっとあこがれて、こんなところに住めたらいいなあ~なんて引け目を感じていました。

子供たちが たもと小バケツを持っているので、近寄ってみると、アメンボがたくさんと蛙が一匹、いました。用水はどろどろで、ちょっとひいてしまいました。

娘が「こんな汚いところにいるの」と小声で言うので、ひやひやしました。

蛙はぷかぷか浮いて、弱っていました。「石、入れてあげたほうがいいよ」と私が言うと、「逃がしてあげたら?」と娘。でも当然、男の子たちは逃がしたくなくて、素手でつかむので、ますます弱っていきます。はらはらする娘。死なせてしまうことを知っているから。

もう行こう、とその場をはなれてしばし。

「あんなところでよくするね」「アメンボばっかり」という娘のことばが、とても贅沢に思えました。

暮らしは良し悪しだなあ、と思いました。(はは)