悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

手当て

先日の記事で、しんたさんから「手当てする」ことについてコメントをいただきましたが。私も整体師として、実際に手で触れることのチカラを信じております。たとえば電気治療とか、塗り薬貼り薬、いろいろあるしそれぞれの利点はあるけどね。

師匠の整体を受けるとき、こちらがうつ伏せで整体台に寝そべって、背中に手を当てられただけで、さーっと癒される感じがします。「おつかれさま。痛いね、たいへんだね。でも大丈夫だよ」私もそういう手を目指しています。

少なくとも冷たい手で患者さんに触れて、ヒヤッとした感触を持たれるのだけは避けようと、たとえば朝一番の施術のときには、施術前に手を暖かく保つ工夫をしています。その甲斐あってか、昨日は、患者さんに「先生(これは照れる)の手は、湯たんぽみたいに温かい。」といっていただけて嬉しかったです。

さて。先日ワケあって、急によその家で整体することになりました。だいたいの症状は聞いていたので、整体の台を積んだ車を運転しながら、あれこれと施術について考えていたら・・・ふと気づいたら、ハンドルを握る手が温かくなってきていて、ちょっとびっくりしました。

単純に車があたたかかったのかもしれないけれど。楽観的に考えれば、私も一年生ながら、整体師体質になってきたのかなー。と、嬉しかったです。

これは整体じゃないけど、夕べは娘がおなかが痛いと騒いだので、ひざに乗っけて背中をさすっていました。でも、その手がおざなりなのに気づいて、意識して気持ちをこめて、さすってみました。手を当てるって、そういうことなんだろうな。(はは)