霜ってきれいだね
今朝は冷え込みましたね。雨戸を開けると、飛行機が朝日に輝きながら、短いオレンジ色の雲を引いていました。窓の外はいつもより白っぽい風景。
「用水の橋に、霜が降りてたよ」というと、娘はぴかっと顔をかがやかせて、早々に箸を置きました。「ちょっと見てくる!」と、ばたばたセーター一枚で飛び出していきます。一度戻ってきたかと思うと、まっしろまっしろ、おもしろ~い、と言いながら、急いでしたくしてランドセルを背負って、いつもより5分早く靴を履きました。
下の娘にもコートを着せて外に出ると、まだ日の当たらない用水の橋はまっしろ。傍らの草にも細かい霜がびっしりと降りていて、なかなかの光景でした。娘たちは滑って転んだり、靴のあとをつけたりと騒ぎながらも、ロゼット状に葉を広げたたんぽぽについた霜に「きれーい!」と見入っていました。雪のないこの地域、霜ごときでこの騒ぎ。
吐く息もまっしろ。いよいよ本格的に年の瀬ですね。(はは)