悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

細部に金をかけろ

金は天下のまわりもの、というが、私はこれにボールペンを加えてもいいんじゃないかと思っている。髪ゴムもよく貸し借りするかな。子供が小さいうちは、紙オムツも天下のまわりものだと思っていた(「ギャー持ってないのに!」「あたし持ってるよ!」)。

いつのまに我が家に?と不思議に思う、会社のロゴ入りボールペン、たくさんあるんです。みなさんちはそうじゃないかしら。

このごろ娘の連絡帳を書くのに 愛用しているボールペンは、どうやらマイナーな生命保険会社のものらしい。担当者名と電話番号、「花には水を、妻には愛を{%ハート1webry%}」という素敵な一言まで入っている。

これが、めっちゃ書きやすくて驚いている。書き味がいい、というか。安いボールペンって書きにくいじゃないですか。お~この会社、こんな細かいところに金かけているんだな~と嬉しい。そういう会社には、業績をあげてほしい。加入しないけど。

近所のホームセンターの買い物袋は、すぐに破ける。重い物だって入れるんだから、少しは考えればいいのにと思うのに、破ける。市のごみ袋指定マークだってついていない。だからもらわない(もしかして、それが目的かもしれないな)。

今娘の筆箱に入っているえんぴつの中に、某有名予備校の配ったらしいものがある(これも何でウチにあったんだか分からない)。よく配りますよね、合格祈願とかいっちゃって。

これが、めっちゃ削りにくい。鉛筆削りだと分からないかもしれない。でも、カッターナイフで削るとよくわかる。

トンボやミツビシの、高い鉛筆は削りやすい。でも、この予備校鉛筆は、100均の鉛筆と同じ「削り味」だ。

見えないところに金をかける。っていうとパンツの話みたいだけど、ちゃんと見ている人は見ているものだな、と思う。そういう目で自分も見られていると思うとコワイけど。

だから、患者さん用に記入していただくためのボールペンは、師匠にいただいた高級品を使っている。カルテ用紙はいい紙にした。名刺も厚口のを使おうっと。(はは)