悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

患者さんの一言で↑

このくらい患者さんにきていただければ、という目標人数はある。でもなかなか達成できない。

そういう時期は勉強するチャンス、とか、何を改善しようかとか、前向きに考えられるときもあれば、そうでないときもある。

立地条件がどうだの。仕事に振り向けられる時間が足りないだの。施術所を他の場所で賃貸しようにも、夏冬の長期休みがあるから身動きとれないだの。

そういう外的な理由を、つい後ろ向きに考えてしまうこともある。

整体師仲間がばりばりと、新しい営業手法で患者さんを診ているのを知って、比べちゃいけないと言い聞かせつつ悶々とすることもある。

昨夜は、とある場所で知り合ったカイロプラクターに、大勢の前で実力差を論破されて、めげた。

先輩整体師が以前、悩む私にこう言ってくれた。初めてまだ1年経ってないんだもん、そんなもんだよ、大丈夫。

「たった一人でも、あなたにやってほしいっていう人があったら、やるべきなんだよ」

今朝の患者さんは、長く通っていただいている方だった。

施術後に体を起こして、「ああ気持ちよかった。この時間がいちばん、楽しみにしているんですよ」と微笑んでくださった。介添えの娘さんも、「今日は整体の日じゃないっけねえ、って時々言うんですよ」と言葉を添えてくださった。

ありがとうございますと2度頭を下げて、泣きそうだった。

ちょっと前向きに、がんばれそうだ。(はは)