悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

日常のあるシアワセ

仕事帰り、消防車が出動していく場面に、ちょうど出くわした。

ほどなく救急車に追い抜かれた。

この先だんだん町外れに近づくけど、まさかウチじゃないよな。山間部も含めて何件ぐらいあるんだろ、可能性は何万分の一だろう。いや、まさかね。そう思いながら、先日テレビで見た火事の場面など脳裏をかすめて、スピードが少々アップした。

並行して走る車も、バイクも、そう思ってるのかもしれないな。とふと思った。

田んぼの向こうにいつもどおりの我が家が、いつもどおり玄関の明かりを灯して待っている姿を確認してほっとした。駐輪場にバイクをおくと、いつもどおり娘が玄関を開けて砂利を踏んで歩いてくる音がした。「おかえり~あのね今日ねえ~」

そんな日常があることのシアワセを、娘の手のひらに感じた夜でした。

その先の火事が、たいしたことがなかったことを祈りながら。(はは)