悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

12月7日 外遊び

冬晴れの午前、久しぶりに娘二人と散歩に出た。

第一の発見はユリの種。ユリはドライフラワーのように熟しきって、なお娘たちの身長以上に背を伸ばしていた。タネを風に乗せるためだろうね。こまかく震わすと、ひらひらとタネが舞っていった。

土手に上って、石投げして遊んだ。

それから風をよけて河原に下り、ぽかぽかの日差しをあびながらごっこ遊びした(私は見てたけど)。セイタカアワダチソウが、きれいな円すい形にほうけていて、娘が「クリスマスツリーみたい~」と集めてるのには感心した。

「(遊具など)なんにもないところで遊ぶ」能力は、けっこうたかいんじゃないだろか。娘たち。

「やだやだ、すごーくヤダ!」と叫びながら、下の娘が跳んできた。アワダチソウを折ろうとして、虫にさわったのだという。見に行くと「モズのはやにえ」大き目のバッタが串刺しになっていた。そりゃいやだったねえ~とねぎらうと、娘は仏頂面で私のズボンで手を拭いていた。

川べりを歩いていたら、日陰の水溜りに氷が張っていた。子供たちは平気でさわる。落として割ったり踏んだりしてから、「おとうさんにも見せよう!」「じゃ急いで帰ろう」ってことになって、やっと午前の散歩が終わったのでした。(はは)