悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

お茶摘みしました

友人の紹介で、6年、いや7年ぶりにお茶摘みしました。大きくてすがすがしいお寺の境内に集合し、隣に広がる尾茶畑で丸一日を過ごしました。

「一芯二葉」というけれど、最初はなかなか難しいものです。なれた方が2人で組んで、茶の木の両側から進んでいくと、お見事に茶の木の葉色が変わっていきます。しかも木を痛めないよう、左手はそっと木の面に添えられている。手早く摘めば香りもたつのだと知りました…風下での作業はまた楽し。なんということもない会話を交わしながら、手だけは巧みに無駄なく働いています。

不思議と気持ちも優しくなり、娘たちと「ありがとうの気持ちだねえ」「○○はねえ、おいしくなーれって思いながら摘んでるの」などと話しながら摘みました。よその子もうちの子も、みんなよく働き(あるいは茶畑でかくれんぼしながら?)いつのまにか仲良くなっていました。

初めて出会った者たちが、作業で結ばれ親しんでいくのを、実感できたのははじめてでした。

ご住職さんの「お寺は人をつなぐ場所」というお言葉も、うなずけるなあ。

残念ながら写真がアップできません(涙)カオがうつってないのも撮っとくべきだった…。