悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

かぶとむしをいただく

近所のおじさんが、「今年もたあーくさんいるに、持ってくけ?」と声を掛けてくれた。

ええ、畑の堆肥場のカブトムシですよ。

去年は成虫になってからいただいて、幼稚園のお友達にも分けてあげたらずいぶん喜んでもらえた。今年はまだ幼虫だという。かえって好都合だ。「じゃ明日の朝いただきに上がります。7時ごろいいですか?」「何時でもええよ。4時半から起きて畑にいるで」

そういうとおじさんは、犬と一緒に夕暮れの土手道を歩いていった。

珍しく早起きした娘たちと一緒に、箱を抱えておじさんちに向かう。6時半。

おじさんは堆肥をひっくり返してくれた。いるわいるわ、さなぎ間近の大きいのを15.6匹ばかし。平気で掴んでいる娘たちもたくましく、ちょっとかじられたぐらいでは引かない。

実を言うと我が家には、すでに冬を越えた幼虫が何匹かいる。新しく2匹だけ仲間入りさせて、あとはお友達に分けることにした。

さあ急いで朝の支度をしよう・・・っていってるのに、「あ、クワの実食-べよ」とのんきな娘たちである。(はは)