悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

遠足帰りに

遠足の日は、5時前に家へ帰れた。このごろは日が長いので、むすめっち二人と外へ出る。上の娘は「石切り」したいから河原へ行く!と言い出した。

ツバメやサギが低く飛んでいる。

最初は上の娘に、石切りに適した平たい石をさがしてほしいといわれた。それから下の娘に、浅瀬に橋を掛けたいから、大き目の石を運んでくれと頼まれた。

「いいよ」と応えて、なあーんにも考えないで河原を行ったり来たり行ったり来たり、石を運び続けた。

以前新聞で、母親に宛てた感謝状を読んだことがある。

『いいよと育ててくれてありがとう。おかげでいいよと言える人間に育ちました』

なんの留保もなしに、コドモの「・・・してもいーい?」に対して「いいよ」と答えながら、子育てしていけたらいいよね。ええだよええだよと子育てしたい。それが理想の一つです。理想だけど。

浅瀬に石畳のような橋をかけるのは、単純な様でいて難しい作業である。結局上の娘と共同で、靴をぬらして没頭していた。そのうち河原の草で指を切って今日の遊びはおしまい。(はは)