悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

ケイコでマナブ?その2

さて上の娘はというと、入ったばかりなので、低学年以下のグループでけいこしている。チカラが強いから結構やっつけてしまう。

そのうち先生は、低学年以下のグループを集めると、上の娘を一人残した。

そして一声「姉さんみんなでやっつけるぞ!」ハア?どういうことだ?

と、思うまもなく「やあ~!」と乱取りの嵐。一本を取ると、次の子が跳んでいく。

わけもわからないうちに、娘は7~8人と連チャンで(もちろん妹ともね)戦うはめになる。肩で息をする上の娘は、やっと休んでよしとなったのでした。その後は一人ずつ交代して嵐が続く。

面白かったのは、いつもの練習よりも子供たちが興奮気味で、お互いに応援したり声をかけたりしていたところ。たぶん新入り(しかもおんなだし)が入って触発されているんだろう。私も思わずホットカーペットから立ち上がって「がんばれっ!」と応援してしまい、あれ、よかったのかな?と思ったら、隣のおかあさんも自分の子に声をかけていたのでホッとする。

上の娘は、まだモロに一本背負いなんかで投げられたことがない。受身がきちんとできないから、手加減されている。上のグループに上がってからの成長が楽しみだ。

倒したり倒されたり、手加減したりされたりで、学んでいくのだな。

帰り道で、下の娘がぽつり「あのね、わかったの」という。なかなか言葉にならなかったが、やっと続きを話してくれた。

「今まで同じ技ばっかりだったけど、今日はぜんぶやってみた。それでね、(相手が)蹴ってくるの。蹴ってきたら、そのときにワザすると、勝てるってこと」んんー、よくわからない。でも何か、一歩目の感覚をつかめたのだろう。

道場名入りの名札もできあがり、さっそく夜なべして道着に縫い付けました。

ちちには、一番燃えてるのはワタシなんじゃないの?といわれてますが。そうなんだろか。