縁あって、人生三度目のお茶摘みをしました。
手摘みは採算が合わず、めっきりと減っているそうです。今回は御茶処の、その中でも中心的な存在の
お茶屋さんが、手摘みのために丹精込めた畑で、作業することができました。朝早く茶畑に集まった人々は総勢70名。はかどらなくてもよいから、とにかく丁寧に芽を揃えて摘むようにというお話の後スタートしました。
去年の記事でも書きましたが、年季の入った慣れた手のお茶摘みさんは手早い、美しい、香り立つ。私がこれから毎年、お手伝いさせていただけたとして、あと何回摘めるんだろう、働きのいいお茶摘みさんになれるかなあ。などと思いながら摘む、摘む、一日摘む。不器用な手も、少しは動くようになったか。結局娘二人もまる一日、がんばりとおしました。時々一息いれてはいたけれど、それだけ続いた子どもたちはいなかった。我が子ながらほめたいです！りっぱな茶摘み娘になるのだぞ。
「○○はねーえ、美味しいお茶になーれって思いながら摘んでるの」
「それ去年も言ってたよ」
「あっそう?忘れた～」
老いも若きも地元も街の人も、一つの茶園で心を合わせて作業できました。大変だけど、参加できてよかったです（＾－＾）
