悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

くやしい涙

先日、娘たちの習い事関係で小さな競技会がありました。とはいえ対外的なものではなくて。低学年が参加できる大会は回数が減ってしまったので、暑さにダレがちな練習にスパイスを・・・と父兄が企画したものです。

学年別にトーナメントを組み、100均で金メダルをそろえ、ネットでダウンロードして それっぽい賞状をこしらえました。

このところ気持ちがはなれがちで、しょっちゅうヤメタイヤメタイと言っている娘たちも、メダル!賞状!賞品!となると、生来の負けず嫌いがむくむくと頭をもたげたようでした(よしよし、それが母の狙いだったのよ)。稽古場に向かう車中では、いつになく興奮気味。

さて結果ですが。下の娘は微妙な判定の結果、優勢勝ち。メダルをいただけることになりました。喜ぶ妹の姿をみながら、その後で対戦に臨んだ上の娘は、・・・からくも倒されてしまいました。

友だちと話すでもなく、早々に車に乗り込んだお姉ちゃんでした。私と妹の会話にも乗ってこず、後部座席で窓におでこをつけていました。2位の賞品は、箱から出してもいません。。。

そのうち、何がきっかけだったけか、えらい勢いで泣き始めました。あ~出せてよかったなあと思いながら、私は左手を後部座席にまわして、片手で(汗)山道を運転しました。娘の膝に置いた私の手に、ぼとぼと涙が落ちました。人生で初めて、そんなふうに悔し泣きする娘。

競技スポーツのその涙、とてもよくわかるよ。

泣きつかれて車で寝てしまった娘を布団へ寝かせたら、めずらしく朝まで起きませんでした。

次の朝、ムクムクの目で起きてきた娘。夕方頃になって昨夜のことが話題にのぼると、「続ける気になった。○○たおす」だそうです。意外なことに、いい目をみた下の娘のほうは「やっぱやめたいな~」だそうで。想定外デース!