誰もいかないわけじゃないけど、たぶん訪れる人が少なくなっている山道。沢すじをときどきわたりながら、30分弱登っていきます。
途中、おそらくわさび栽培の跡だと思うんですが、石かけの跡もあります。何か動物の爪をといだような木の幹あり、足跡あり。今回はへびの冬眠アナもみつけました。
アケビの実をたべたあともありました。
杉ヒノキの人工林ながら、ところどころに広葉樹もあり、木漏れ日がさしています。
狭かった沢筋がひらけて、窪地になった場所が目的地です。地域でトヅル、アオトと呼ばれている つるが、あちこちに伸びています。
前回はばあちゃんに案内してもらったけど、今回は自分でたどりつけてホッとしました。
場所も集め方も、持ち帰り方も、みんなばあちゃんに教わったな。
風もなく、木漏れ日の中で、つるを集めて過ごす時間は現実離れしています。もしかしたら、今は病院にいるばあちゃんの、夢の中かもしれない。ばあちゃんの夢がやすらかでありますように。
