27回忌を終えて
父の27回忌を、家族のうちうちで終えた。菩提寺でお経を読んでいただいて、お墓に塔婆と線香を立てて、家に戻ってお寿司を食べておしまい。
まずは、母が主になって取り仕切ることができた、その健康も含めて感謝。それをねぎらいたい。
四半世紀経ったな、と思うと感慨深い。お坊さんも年をとったし(実は同級生の兄さんだっ)、そのころ幼稚園児だった姪っ子とは、主婦あるある話で盛り上がれるようになった。就職した甥っ子の喪服姿に「ええ男になったなあ!」と声をかける。
そして近頃、親族の集まりは甥、姪の子供たちの成長を確かめる場になりつつある。この日の主人公君はこちら
ゼロ歳児から80歳代まで。親族は途切れることなくつながっている。新しくそのつながりに加わるもの、そっと抜けていくもの、去る者と生まれくる者。各々が人生のそれぞれのステージを、綾に交差しながら生きている。
命って、受け渡しながらつながっていくものなんだなあ。
おとうさん、見守っていてくりょうよー。