悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

萩本欽一さんの言葉

静岡新聞2月13日夕刊より

ワンダフルライフ コメディアン・萩本欽一さん

「すてきな言葉」求めて

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 テレビで数々の国民的番組を作ってきた人気コメディアンが、73歳にして大学に進み、世間を驚かせたのは約4年前。今、喜寿駒澤大学4年生となった萩本欽一さんは「すてきな言葉との出合いが楽しいね」と日々、心を弾ませている。

(略)

「言葉」にこだわり、年を重ねてきたスターには、悩みがあった。「大御所とか大先輩という存在だと、周囲と壁ができてしまう。いい言葉との出合いがないんだよね」。だから野球チームをつくったり、大学に行ったり、新たな場を求めた。「間抜けな欽ちゃんだからこそ、すてきな言葉を言ってくれる人が出てくる」。そう願った。

(略)

 気づきのチャンスは普通の人の何気ない言葉の中にある。それをつかむことが運と生きがいにつながると信じている。「心を動かされる、感情が高まるという気持ちは、年をとると鈍くなるから敏感に反応しなきゃ。心がけだね」。衰えを知らない秘訣が、そこにある。

たしかに年齢を重ねると、新鮮な目で物事を見られる機会が減ってくる。これも知っている、あれも知っていると決めつけて、古い馴染みの思考回路にとらわれてしまいがちだ。

日々のはっとする機会を、たいせつに拾い上げていくこと

自分がどう感じたか、丁寧に記録すること

日々、自らを更新すること

私自身、心掛けようと思いなおしました。