悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

多分野で活躍し、多作な方である。帯の著者紹介にはまず、「教育改革実践家、杉並区立和田中学校元校長、元リクルート社フェローとある。
2003年から都内では義務教育初の民間校長となったことや、橋下氏が大阪府知事だった頃に特別顧問になった経歴も持つ。
 
価値観と志向性を掛け合わせて仕事をざっくり4つに分類し、それぞれの分野で「 1%の必ず食える人材になる」ための道筋を明快にに示している。まずは1%の人材になること、そして年代を上がっていったら1%と1%を掛け合わせることで、よりレアな人材になることを推奨する。
自分の強みや資質を生かして必ず食っていくために、これから社会に出て行く娘たちにも勧めたいし、自分自身も今日から行動に移せるヒントとなった。私は四つの図の中では、pro志向の自営業タイプにあたる。「技」を生かして、後半生楽しく食っていこう。
 
あとがきの最後覚書
「私が長く勤めたリクルートには『自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ』というスローガンがあります。チャンスは自分で掴み、そのチャンスによって自分を次のステージに乗せようという意味です。読者の皆さんがこの本によって、自らチャンスを引き寄せることを祈ります」