10年後世界が壊れても、君が生き残るために今、身につけるべきこと(山口揚平）
Ｆさんがすすめてくださった、山口氏の著作。奥付を見ておどろいた、2015年の出版だって！量子学で意識についての研究がすすみ・・・なんて、つい最近の話かと思った。
賢者と悩める若者との対話っていう、わかりやすい構図で描かれている…はずだけど、私には難しい部分が、正直多かった。でも、どんどん加速度的に変化していく現代で、心得ておくべき事象について、使われている言葉は違っても塾での学びと重なるものが多かった。
例えば、やる気の頑張りだのでなく、続けるための仕組みを最初に考える。PDCＡを回転させて前に進む限り、失敗という概念はない。
21世紀はお金の時代ではなく時間の時代。健康こそ最大の投資先。・・・等
いちばん心にとどめておこうと思ったことを書いておくと、
「今後大事なことは知識や情報ではありえない。知識は、体験による身体感覚との結合をへて、初めて『智慧』となる。そのためには、物理的な環境の変化（旅・移動しつづけること）のみが意識改革をもたらす」・・・んーやっぱりむずかしいな。
・知識を貯めようとせず、自分の頭で考え続けろ。
・言語化能力を鍛えて、ものごとをいろんな角度から見て表現できるようになれ。
・一人でも食べて行くために、顧客を創造せよ、仕事を作り出せ
理解が追い付かなくて苦しいけど、今、自分がやっていこうとしている仕事のイメージがもうちょっと形をなしてきたら、もう一回読んでみる。そしたら次の一手のヒントになるんだという直感はあります。
