悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

稲刈り後の田んぼ 2

久しぶりに晴れた日の午後 

下の娘がお昼寝していたので

幼稚園から帰った娘と一緒に 隣の田んぼに降りた。

まず目に付くのは たくさんの たにしの殻。悠々と稲の間を泳いでいたのに、

今では 卵の殻のようになって ぱりぱりと手ごたえも軽い。

つちがえるの数も減ってしまい、もう捕まえる気になれなかった。

 「あおさぎさんが みんな食べちゃったのかなあ」

ふと見ると

刈り取られた稲の株から 新しい茎がたくさん伸びていた。

中には 冬の来る前にと急いだんだろう、すでに穂をつけているものもあった。

よく見ると株ごとに 命の勢いが違っていて、

新しい芽がほとんどついていないものもあれば

たわわに実ったものもある。

そして

日のあたるようになった土には

既に来年の春に向けて ロゼットを形成しつつある たねつけばなも見られた。

ああまた年が明けたころ 君に会えるんだね。

田んぼの土でお団子いっぱい作って 

久しぶりに上の娘とたくさん遊んだ午後でした。(はは)