悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

髪を結う

娘の自慢は髪が長いことです。

主人も私も しゃれっ気なんていう言葉からは程遠い人種なのに(服だって共有しているくらいだ)、誰に似たんだか 外見へのこだわりが強い娘。親の私から言わせてもらえば、短いほうが何かと扱いやすいに決まってるんだけど、どうしても切らせてくれません。

もともと娘の髪はねこっけで、からみやすいのです。それを自分で無理やりゴムを取ろうとして、もしゃもしゃに痛めてしまったり、いまだに抜けない髪いじりの癖のせいで 解けない結び目ができてしまったり。そんなときには、「もう!自分の髪なのに大事にしてよ!もう切ろうよ~、切るからね!」と叫んでしまうことも・・・あります。

とはいえ――どうしても切らせてもらえない、なんていいながらも、私も、娘の髪を楽しんでいる節があるな。と気づいたのは最近のことです。

髪の結び方を練習したり、お風呂あがりにかぶるタオルキャップを作ってみたり。そんなんで、娘が喜ぶのが嬉しい。

子どもの頃は、あまり髪を伸ばさなかった。親も「夏になったら短く切る」ってのが当たり前だったような気がします。髪を梳いたり結んだりしながら、鏡越しにはなしをした、みたいな記憶がない。髪をとかしたりピンで留めたりするときに、乱暴で痛いなーと思った記憶はあるのですが。

自分がしなかった楽しみを、娘にもらっているように感じます。

最初は 三つ編みひとつもおぼつかず、図書館で「キッズヘア」なんて本を借りてきてましたが

やっと緩まないように編めるようになってきました。

今は編み込みに挑戦中です。そんなんどうやらできるのが当たり前らしく、ママ友たちには「ええっ、簡単じゃん」といわれてしまうけれど、いいの!私にとっては新鮮なヨロコビなんだから!(はは)