悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

そんなこともあるよね

冬休み突入すこし前ぐらいから、娘の体調が安定しません。

遊ぶときは飛び回って遊ぶし、食べるのですが、これまでよりも むらがあります。時々食欲がなかったりお腹を痛がったり、吐いたり下痢したり。それから、赤ちゃん返りのような甘えもあります。

昨夜にいたっては、「なんだかね、エレベーターに乗ってるみたいにふわふわする。上にいったり下にいったり。ホラホラ今も」

そういって、つかれた、と 早くに寝付いてしまいました。

真剣に「家庭の医学」を繰っているところに、ちちが帰ってきました。

そして 最近の様子など話している中で、

「あの子はあまり口に出さないで ためるほうだからね。表に出せない感情を、体の不調で出すっての、僕は分かるよ」といいました。

ちちの意見としては、2学期が終わって、幼稚園での緊張がとけたこと。でもうちにいると、妹もいたり友達と思うように遊べなかったり、思うようにはならないこと。そういうことから、いろいろな意味で不安定になっているんじゃないの、とのことでした。

なるほど。

先日の「心に残った言葉」という記事の中で、こんな文章を引用しました。

『自分の弱さを出すことができ、弱さを出しても決して笑われたり、足をすくわれたりすることなく、真剣に受け止めてもらえたとき、人は人を信頼し、自己発揮とともに他者理解への要求も芽生えます。』

物分りのいい(裏を返せば 人の顔色を読んでしまう)娘なので、「すべきこと」「とるべき態度」は ようく分かっているはずです。でも、そうしたくないとき・別のことをしたいときに、頭ごなしに「だめでしょう!」と否定されると、萎縮してしまう。口に出すのはいけないことだ、と思ってしまう。

「そうしたくない」「こうしたい」という子どもの気持ちに一旦沿ってあげること。

「そうだよね、そんなときもあるよね」と認めてあげること。

今の娘には、それが必要なのかな、と思います。

昨夜、娘の布団をひいてあげながら、部屋がちらかしっぱなしなことを  つい叱ったのですが、

ふと思い直して「まあ、そんなこともあるか。調子悪いし、今日はいいよ。明日は片付けてね」と言い直しました。

娘がにっこりしてくれました。

なかなか子どもの要求ひとつひとつに 一期一会でベストをつくし、真摯に応えるのはむずかしいです。5年母親やっていても、毎日毎日ずっとむずかしい。イライラしてあたったり、きつい言葉をあびせたりの連続です。

でも毎朝布団の中で、「今日こそ怒らないようにするぞ。怒るんじゃなくて叱るようにしよう」と決意する(だけはする)、ははです。(はは)