たき火/さつまいものベッド
珍しく風がないなあ と、娘たちと一緒にたき火遊びをすることにしました。ばけつにアルミホイルにくるんだじゃがいも(さつまいもがなかった)、塩とバター、新聞紙、水筒などを入れて いざ出発。
我が家は土手のわきにあり、歩いて5分で河原に出られます。外遊びという点では、実に恵まれているなあと思います。去年など、娘が「もう焼き芋は飽きたよ」というほど、親のほうが楽しんでいました。
先日 空っ風が吹きまくった日の影響か、あちこちに手ごろな枝が散乱していて、
せっせと娘たちが集めてくれました。
「見て見てポッキー♪」・・・って、もっと大きいのも集めてきてくれー。
私は 結婚前はかなりワイルドに アウトドアスポーツを楽しむ生活が続いていたので(フフフ)、
こんなときには妙に張り切り、なぜか男言葉になったりして
太い枝をパキパキと折り、かまどを組んでしまうのでした。
ジャガイモはすぐに焼けて
指先と口の周りと コートまでススだらけにしながら
おいしい、おいしいと 食べてくれました。
そう、こういう味の分かる女になるのだぞ。
単純に「火を燃やす」だけのことが、どうしてこんなに楽しいんだろう。
火を眺め、炎の上がった小枝をこわごわ持ち上げて、
娘は「木の骨みたいだねえ」といいました。
煙を避けて笑いあったり
チロチロと輝く埋み火を見つめたり
去年も感じたことですが、何を親が教えなくても、
この火がいろいろなことを教えてくれるような感覚があります。
夕方、栗きんとんのためにサツマイモを多めに買って来ました。
夜、「かがくのとも」という幼児雑誌を見ながら、
来年植えるためのサツマイモを 寒さで痛まないように新聞紙で包み、さらに箱に入れてパッキンを詰め、「みんなのおいも」という紙を張りました。
春になったら発芽させてつるをとり、地に植えるそうです。
来年のたき火の楽しみが、またひとつ増えました。(はは)