いもりを飼いたい
日曜日。がやがやと人の声で目覚める。しまった!今日は町内会の用水掃除だっけ。
我家の前には小さな用水が流れています。毎年 田んぼに水を入れる前のこの時期、用水掃除があります。みんなで両岸の草を刈ったり、ごみを拾ったりするのです。
急いで長靴に履き替えて、カマを手に参加しました。子どもたちもつぎつぎと目覚めて、これ幸いとパジャマのまま 用水に入ろうとする。やめてくれ~流されるっちゅーの。
ホントは生き物たちのために、背の高い草も残しておいてあげたいところですが
ご近所の手前、無常にもつぎつぎと刈り取られてしまう・・・
そうなると やっぱり!行き場をなくして、けっこう大きなツチガエル、トノサマガエルもでてきました。もぞもぞとザリガニも隠れようとします。
そしてイモリ。このあたりではアカッパラと呼ばれているようです。イモリはカエルなどにくらべて動きがにぶく、簡単に捕まえられます。そこにいたよ、と教えられて、上の娘はがまんならず、果敢に用水に入っていきました。
おとなりさんは イモリが苦手
そのまたおとなりさんは ヘビが苦手
お向かいさんはカエルが苦手
ウチの娘は全部平気だけど、クモが苦手
ひえ~!という大人たちの叫びに動じず、自分の虫かごに イモリ二匹をゲットして、娘はうれしそう。私も水草をいれてあげました。
「ね~これどうする?」と尋ねると
娘は当然ながら「飼いたい!」
でもなあ・・・
去年もこの時期、しばらくスチロール箱に入れて飼っていたのですが
2.3日ですっかり興味を失ったっけね。
そのうちある日 集団大脱走したっけね。
そしてまた翌日、箱の近くに、まるで『イモリの黒焼き』みたいなミイラを見つけたっけね・・・
手元にあったかがくのとも『いもり』を読んで、飼いかたを勉強しましたが、
とりあえずちちに聞いてからにしよう、と逃げて、
2匹は用水に返しました。
もう2つの水槽に、川魚と金魚を飼っているし、無理かなあ。
でも私も、絵本を読んで いもりのあかちゃんを見てみたいような気がしてきた・・・・やばい。(はは)