ライオンと魔女
映画『ナルニア国物語』、ヒットしているようですね。その原作本です。
初版はおそらく10年以上前になるのだと思います。まったく読んだことがなかった私は、ハリー・ポッターからはじまるファンタジーブームの一環かな、ぐらいにしか感じていなかったのですが、義母に勧められて読んでみました。
想像以上におもしろかったです。
有名なお話ですから 蛇足かもしれませんが・・・古いお屋敷に滞在することになった子どもたちが、かくれんぼをしていて、衣装ダンスの裏側から別の世界に迷い込んでしまうお話です。
広大なナルニア国で、数々の戦いを通じて成長していく子どもたち。
一番強く感じたのは、この本に小学生のころに出会えた世代が羨ましいな~ということ。
主人の妹さんは、就寝前に少しずつ、この物語を母親とたのしんだとのことです。そういう出合い方ってしあわせだな~。
翻訳も、平易でありながら なかなか格調の高い、楽しめる文章でした。私は母親の側で、娘と一緒に読みたいです。まだ先の話だけどね。(はは)