家族のたすけ
借金はないけど 首が回らなくなった。寝違えたのかもしれない。
その日は家族で長いドライブの用事があった。ちちは家で休んでいれば?と言ってくれたのだが、いろいろ考えると行った方がいいような気がした。
車の運転はきつかったけれど
家でじ~っと寝ているよりも きっとよかったのだと思う。
夕方ごろには 大分動くようになった。
そうやって、めんどくさいなあ~と思いつつも 家族に間接的に助けられていることって、たくさんあると思う。
例えば、毎日の料理もそうだ。料理家の栗原はるみさんが、エッセイ風に語っていたのを思い出した。「いつも家族のために料理するのは大変だと思っていた。でもある日、自分ひとりの食事を用意しようと思ったら どうにも腰があがらないことがあった。家族の健康を守っているのは自分だ、という自負があったけれど、私も助けられていたんだな」という内容だったと思う。
車を降りて、しばし雨の公園を散歩したときのこと。
下の娘が へたくそに傘をさして びしょぬれになりながら、
「生活、笑~百~科、ルルルルル~ルルル~♪」と歌いだした。
そのときばかりは首を忘れて、大笑いしちゃいました。いてててて。(はは)