悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

本日のいただき物

はっきりしない天気で、どこにもでかけられずに家で遊んでいたら、近所のおばさんが、きゅうりを2本くれた。庭で取れるが、なかなか食べきれないと言っては ときどき下さる。

食べる~食べる~と娘がうるさい。

包丁を出すのもめんどうで、2つに割って分け与えたら、まよわずまるかぶりしていた。

塩だのマヨネーズだのといわないところが、よろしい。

雨が上がって、遅い散歩をしようと玄関を出たら

くだんのおばさんと、お隣のおばあちゃんが立ち話をしていた。

「さっきのきゅうり、さっそく一本いただいちゃいました~」と声をかけたら、

おばあちゃんの目がキラリと光った。「うちのも食べてくれんかや~」

喜んで!(居酒屋風)

おばあちゃんは、大人ばかりの所帯で、やはり野菜が取れすぎて困っているという。贅沢な話ではある。

勝手口から出てきたおばあちゃんの手には、いぼいぼもみずみずしいきゅうり数本と、小ぶりの桃がいくつか。

「これねえ、まだ硬いだけど、猿がみーんなもいじゃうだよ。」

「さ、猿が出るんですか」

「みーんな取られてやっきりしちゃう(頭にくる)もんで、取ってきちゃった」

猿が取りそこねた桃の実は、

こうして猿並みの娘たちの手へ・・・

本日も、ありがたきいただき物でした。(はは)