悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

きょうだい考

保育園のお迎え時、お母さん仲間と話をした。

そのお母さんは二人目のお子さんを妊娠中で、「もっと早くほしかったんですけど。一人っ子はさみしいし」といった。

そうかな?そうとも限らないと思うけど。

たしかに子どもが二人いて、よかったと思うこともある。

例えば今日のお風呂タイムは妙に盛り上がったらしく、

「じゃあ○○(上の子の名前)おばあちゃんね。はーい、お茶が焼けました~」(なんのこっちゃ!)と ごっこ遊びがはじまった。なかなか出てこなくて、ご飯のしたくはすっかり終わってしまって、私はこっそり 心静かにコーヒータイムを楽しんでしまった。

逆に、いやこういうときには一人のほうが目が届くな、と思うこともある。

例えば上の子が病気のとき。もっと甘えさせてあげたいのに、下の子がそうさせてくれない、というときがある。それから、上の子とゆっくりお料理したり、細かいものを使った遊び(ビーズなど)をしたい!というときにも、なかなか思い切りさせてあげられないときがある。

子どもが一人でも、近所の子やいとこ、おじいちゃんおばあちゃんに恵まれて、うちなんかよりずっと多様な人間関係の中で育っている子もいる。

これが子ども3人となると、私にはよくわからない。

以前、友達に「3人って想像できんな~」といったら、「そうだよ、一人やっと寝かしつけても、まだ二人起きてんだよ。分かる、このつらさ?」といわれて、そのリアルな描写に笑ってしまった。第一、3人だったら、誰がかーさんの隣で寝るかで、毎晩戦争が起きそうだ。

それから、別の友達に「両手に二人手をつないでも、まだ一人あまってんだよね。それって大変だね・・・」といったら、「そうなの。でもそれこそ、私がしたかったことなんだよね」とこたえられて、この人つよいな、と感心したことがある。

この人のところの3人兄弟、それぞれに魅力があって、いいんだよな。

結局、それぞれいい点も悪い点もあるってことだと思う。

親も子も、その環境から学べることがあるんだよね。(はは)