悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

小学生の行動半径

先日車を走らせていたときの事。川沿いの、車がすれ違うのも気を遣うような狭い道で、女の子が倒れて泣いていた。どうやら一輪車が強い風にあおられて、転んだらしい。ひざを押さえて、立てないようだった。

幸い自宅の電話番号を言えたので、同じく車を停めてくれたおばさんが連絡をとってくれた。電話には母親がでた。場所の説明をして「すぐに迎えに来てください」と伝えてくれた。母親は現在地がよく分からず、驚いたらしい。

それにしても、西風の強い夕方だというのにトレーナー姿だ。面倒くさそうな顔をして、お兄ちゃんだという男の子がよってきた。どうやらずいぶん遠くから、友人の家に行くというお兄ちゃんの自転車に、一輪車でついてきたらしい。

女の子は一年生だった。

車に乗せて、あめを食べながら親の車を待った。

親は二人してやってきた。女の子は嬉しそうに、やっと歩いてくれた。

疑問。子どもの行き先や服装を、親は全く気にしないのか?

日曜日で、二人とも家にいたんでしょ。

何もいわずに出てきたのか?

お兄ちゃんはあまりに無責任じゃないんか?

小学生になれば、行動半径はぐっと広くなるんだろう。実際うちの娘も、先日自転車に乗れるようになっていらい、得意げに、どこへでも乗っていきたがる。これから小学校に行けば、自由に親の手を離れて、出かけていくんだろう。

それにしても・・・

どこへ出かけるにしても、行き先はかならず教えてね。と、娘に念を押してしまった。(はは)