悠々闊歩

はるかな道を悠々と、闊歩していきます

山手線に乗って

娘たちが「ゆうがたクインテット」を観ている。NHKのテレビ番組で、その中にオリジナルの歌のコーナーがある。今日は、軽快な音楽に乗せて山手線の駅名を連呼する、という、定番の歌だった。「とうきょう、かーんだ、あきはーばらー。おかちまち、うえのー、うぐいすだーにー」といった調子で、エンドレスでフェードアウトしていく・・・それだけなのに、子供たちには面白いんだな。

学生のころによく乗った東京・山手線。いつも利用していたなじみの駅もあれば、考えてみれば一度も降りたことがない駅もある。

東京駅にはじめて降りたのは、高校3年のときだった。あんまり乗り換え線が多くて、人が多くて、階段の途中で立ち尽くしてパニックになった。そう、うぶなんです私。

半年間だけ勤めた会社の駅。

アルバイトで通った駅。

どうしてもなじめなかった、おしゃれで でも汚い町の駅。

成田空港行きの急行への乗り換え駅。いつもわくわくした。

泣いて家族と別れた駅。

あこがれの人が通っていた大学の駅。つい姿をさがす。

山手線には、いろんな思い出があるなあ。

行き場所がなくて、ぐるぐると2週したこともあったな。

みなさんは、どんな思い出の駅がありますか。(はは)