いつのまにかのまほう~100センチまであとすこし
9月の発育測定を終えて、下の娘が身長・体重の記録帳を持ち帰ってきた。
9月の身長 99.1センチ
・・・「おしいっ!」と言ってしまった(深い意味はないけど)。
生まれたての新生児は、大体身長が50センチ前後。体重は半年以内に2倍になり、身長はだいたい4~5年で2倍になるのが目安だろう。
娘をピンと立たせて、「あのアカンボを、もしピンと立たせてたら、このくらいかあ」と思うと感慨深い。毎日毎日見てるとわかんないけど、いつの間にかぐ~んと大きくなるもんだ。
福音館書店に「いつのまにかのまほう」という絵本がある。植物はいつ大きくなるんだろう?花はどうやってひらくんだろう?誰もが感じる疑問だろう。私自身は気が短いこどもだったから、じっと根気よく見つめた・・・という経験をもたないが。
娘たちにも思いは伝わったようで、図書館で一度きり読み聞かせただけだが、普段の会話の中で「いつのまにかのまほう」ということばが 登場することがある。
「コスモス咲いたねえ。気がつかなかったねえ」
「ほんとーだ。いつのまにかのまほうだねえ」
近い未来、娘の身長はぴったり100センチになるんだろう。でも、目に見えないスピードで、いつの間にかいつの間にかの魔法で そこを通り過ぎて、100、01センチになっていくんだろう。(はは)