ブッダズ・アイのペンダント
一念発起して、昔むかーしの旅行関係のものをつっこんであるハコを整理した。旅行メモとか、地図とか、どこのだか分からない小銭とか。整理といっても、ちょっと入れ替えてホコリをはたいたぐらいで またしまっちゃったけどね。
そしたら、当時貴重品をしまっていたウエストバッグを発見した。そしてそのなかに、ちゃちな巾着袋に入ったペンダントを見つけた。
ペンダントは、これまた安そうな代物だった。ネパールのブッダズ・アイ(仏陀の目)をモチーフにしたもの。キッチュ、ともいえるかしら。
不思議だったのは、自分にもちちにも、どこで購入したものなのか一切覚えがないことだ。どうしたんだろう?そしてどうして、10年近くたってまた出会っちゃったんだろう?
ナゾだけど、今また日の目を見たことに、何かの意味はあるのかもしれない。だってあれから何度も引越ししたけど、一度も気づかなかったもんね。
さて、昨日ちちが 短期海外研修に出発した。発掘されたコンパクト辞典と、ウエストバッグを持って。
この研修は、ちちが自分で希望し、自分の実力で勝ち取ったもので、身内ではあるけれど、すごいなーと尊敬している。そして家族として、全面的に応援している。
でも、正直なところ、どこかに「自由に家を空けられて、うらやましいな」っていうよこしまな気持ちがあるのも、分かっている。友達の中には、旦那さんが家を空けると「やったー♪羽が伸ばせる」なんてヒトもいて、仲がよくって寂しいんじゃないの?なんて冷やかされるけどさ。そういうのとも、また違うと思うんですよ。しょうもない妻、母です。
せめてこの期間、しっかり生活していよう、しっかり生きよう、と思っています。仏陀の目、見てるのかもしれないなあ。(はは)